インテグラル、つくば市と共同で実証実験を開始 - 公共施設や一般住宅で温湿度・電力量測定に関する実証実験を実施

プレスリリース - 2012年10月1日

株式会社インテグラル(つくば市東2-31-18 代表取締役柳澤泰男)(以下、インテグラル)は、つくば市と共同で、公共建築物や一般住宅を対象とした温湿度・電力量測定に関する実証実験を行います。

京都議定書に基づき、さらには震災以降、家庭部門でのエネルギー需要の早急な削減が求められており、国は2020年省エネ義務化に向けたロードマップのもとに、住宅の省エネ化を推進する施策を順次実行しています。しかしながら、住宅そのものの対策である断熱改修工事は、長期にわたって効果が得られるにもかかわらず、その費用対効果が実感しにくいということが原因で、なかなか進んでいません。

インテグラルは、とかく専門的になりがちな住宅の耐震性に関する診断結果や補強工事内容を施主にもわかりやすく見せる耐震診断ソフト「ホームズ君耐震診断Pro」(※1)により、耐震化の啓蒙・促進に貢献してきました。この経験から、省エネ化推進についても、その効果をリアルタイムに数値で見せることが重要と考え、温湿度・電力量を測定できるワイヤレスセンサーシステム「スマートワトソン君」(※2)を開発しました。本実証実験では、「スマートワトソン君」を用いた『見える化』で、実際に、利用者や居住者の省エネ行動がどう変化するのか、どの程度の満足感が得られるのかについて、ライフスタイル等を加味しながら分析・検証します。

つくば市では、「つくば環境スタイル」を掲げ、低炭素社会づくりに向けた取り組みの一環として、二酸化炭素排出量などの環境負荷を測定するモニタリングを推進しております。本実証実験では、エコ活動につながる様々なプログラムが実施されている「つくば環境スタイルサポーターズ」と連携し、モニタリングを一層推進していきます。

本実証実験の効果としては、実証実験での測定を通し、より詳しく自宅の電力使用状況と温湿度の実態を知ることで、省エネに関する日常の疑問の解消や新たな発見につながり、定量的に効果のある省エネ行動に役立てられることを想定しています。希望される方には、住宅の断熱性を示す熱損失係数Q値(※3)の同定を行います。また、多くの人が使用する公共施設での環境への取り組みの一環として、つくば市の施設の一部を実証実験の場として提供していただきます。

インテグラルは、今回の実証実験の結果をもとに、引き続き、住宅の省エネ、さらには、快適性や健康面など住宅の環境を多面的に評価できるようシステムの充実を進め、優良な住宅ストックの形成に貢献できる事業を進めていきたいと考えています。

<実証実験期間> 2012年11月から2013年2月まで
<実証実験対象> 一般住宅(25棟程度)、公共建築物(3施設程度)

 

※1:「ホームズ君耐震診断Pro」は株式会社インテグラルの主力製品で、住宅の耐震診断を行うソフトです。全国に約4,000のユーザーを有するベストセラーとなりました。3Dアニメーションによる地震被害シミュレーションが特長の一つです。第三者機関(財団法人日本建築防災協会)によるプログラム評価を取得しています。

※2:「スマートワトソン君」は国立大学法人筑波大学大学院システム情報工学研究科中内靖研究室との共同研究で開発されたシステムです。

※3:熱損失係数Q値とは、住宅の断熱性能を示すもので、建物からの熱の逃げにくさをあらわします。Q値が小さい建物ほど熱が逃げにくいので、断熱性・省エネ性が高いといえます。

 

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