株式会社インテグラル 社員Blog

ホームズ君「構造EX」の省エネが圧倒的に使いやすくなった!

その他全般, 仕事内容 - 2014 年 4 月 24 日

2014年4月23日、省エネ・長期優良住宅セミナー(構造EX操作 入門編)をインテグラル開発センターで開催しました。折りしもこの日は、ホームズ君「構造EX」Ver.3.54のリリース日。生まれたての新バージョンを参加者の皆様にお試しいただきました。

昨年(2013年)10月に住宅においても新基準(平成25年省エネ基準)が施行されてからは、ユーザー様からも、またホームズ君をご検討中の方からも、新基準への切替・ご利用に関するお問合せを多数いただいておりました。特に、2014年2月、長期優良住宅も新基準での申請が可能になってからは急増しておりました。お寄せいただいたご要望にお応えすべく、できるだけ手間なく簡単・正確に計算が行えるようにということをコンセプトに、今回のホームズ君「構造EX」Ver.3.54では、将来の「2020年(平成32年)省エネ義務化」と、「平成26年4月の平成25年省エネ基準完全移行」を見据え、数々の機能強化を行いました。

省エネの機能強化のうち、特に時間短縮・省力化につながる便利機能のひとつが外皮性能の3D表示機能(U値/η値)です。外皮性能を部位ごとにサーモ グラフィのように色分けして3Dで表示しますので、建物の断熱性を直感的に確認でき、どの部分の断熱性能を上げればよいかが一目でわかります。しかも、その3D画面上から開口部、外壁や屋根、床をクリックして断熱仕様情報を確認・編 集できます。省エネ計算で手間のかかる開口等の設定を確実にすばやく行えるようになっています。

gaihiseino

【外皮性能3D編集 操作動画】

セミナー参加者様には、これらの新機能をご自身のパソコンで見ていただきました。皆さん、うなずいたりメモを取ったりしながらご覧になっていましたが、直感的に部材登録ができる「らくらく登録」の場面では、そのうなずきがひときわ大きくなったように感じました。やはり、実務者の方たちです。一番手間のかかる熱橋と熱貫流率の計算が、ソフト上に表示されている部位の断面イメージに必要項目を選択するだけでできてしまうのをみて驚かれていました。
rakuraku

現在、ホームズ君.comでは、圧倒的に使いやすくなったホームズ君「構造EX」と省エネオプションをより多くの方にお使いいただけるように「構造EXの省エネがさらに使いやすくなりました!キャンペーン」を行っています。キャンペーンは2014年5月31日まで。ホームズ君「構造EX」と省エネオプションで、目前に迫った省エネ新基準への備えをしてみませんか。

▼ホームズ君「構造EX」 Ver3.54 機能強化項目は、こちらからご確認ください。
▼ホームズ君「構造EXの省エネがさらに使いやすくなりました!キャンペーン」は、こちらからご確認ください。

八重桜のある風景

社風・職場環境 - 2014 年 4 月 18 日

今年も桜の季節がやってまいりました。 つくば市には多くの桜の名所がありますが、インテグラル開発センターのすぐ隣にも立派な八重桜が枝を広げています。 暖かい日が続き一気に満開となった八重桜を鑑賞しながらの昼食会が今年も開かれました。

sakura_20140418_5

消費税増税前のキャンペーンや製品の新機能開発に追われていたスタッフも、この時ばかりは日々の忙しさを忘れ、桜の美しさとおいしい食事に心を癒されたことでしょう。 八重桜の鮮やかなピンクと背景の公園の緑のコントラストがとても美しく、まるで開発センターの窓いっぱいに広がる1枚の大きな絵のようです。 セミナールームにお越しいただいた方からもこの景色はよくお褒めいただくのですが、やはりこの時期が1年で一番美しいですね。春のセミナールーム、皆様も機会があればぜひお越しください。

sakura_20140418_1 sakura_20140418_4

昨年は女子社員のみで優雅に開かれた八重桜観桜の会ですが、今年は社員全員での開催となりました。花より団子的な男子社員も若干(?!)おりますが、皆で食事・お話そして桜を楽しみ、和みのひと時を過ごしたのち、現実に引き戻されるべく午後の業務へと戻っていきました。

自然豊かなつくばの中でも利便性に富んだ研究学園都市に位置するインテグラル開発センターですが、ともすれば当たり前と思いつつある今日この頃。このような恵まれた環境で仕事ができるという喜びを再び思い出させてくれる八重桜でした。

政策からみる2014年 国がすすめる「耐震」と「省エネ」

その他全般 - 2014 年 3 月 3 日

2013年12月24日、「平成26年度予算政府案」「平成26年度税制改正の大綱」が閣議決定されました。そして、2014年2月6日には「平成25年度補正予算」が成立しました。

2020年(平成32年)には、戸建て住宅など小規模建築物(300㎡以下)を含むすべての新築住宅・建築物に省エネ基準適合が義務化されます。また住宅の耐震化率を95%(住生活基本計画)、中古住宅流通・リフォーム市場を20兆円にする(中古住宅・リフォームトータルプラン)など、国の2020年に向けた住宅に関するロードマップは明らかになっています。これらを着実に実現するために、2014年(平成26年)度は、「耐震」と「省エネ」に優れた住宅とリフォームを後押ししようという施策が数多く盛り込まれています。

【2014年に予定されている補助・助成制度】抜粋、戸建て住宅に関するものを記載
○固定資産税の減額(平成26年度税制改正大綱)
○すまい給付金(平成25年度補正予算)
○フラット35S延長(平成26年度予算案)
○住宅ローン減税・投資型減税・贈与税の非課税枠(現行税制)
○中古住宅取得後に耐震改修を行った住宅に対する特例⇒住宅ローン減税を適用可能にする(平成26年度税制改正大綱)
○長期優良住宅化リフォーム推進事業(平成25年度補正予算・平成26年度予算案)
○耐震改修:投資型25万、省エネ改修促進税制ローン型:25万円、省エネ改修促進税制投資型:25万円(現行税制)

それぞれの補助・助成制度では耐震性、省エネ性能に優れた長期優良住宅・認定低炭素住宅ではより多くの優遇が受けられます。また、補助・助成の要件として耐震性、省エネ性能に関して一定の水準以上であることが求められています。
2020年(平成32年)に向けてしめされた国の施策。この施策を上手に取り入れ、費用・性能などすべての面で満足する住宅を目指すことが、今、求められています。

【参考】ホームズ君.comよくわかる耐震「長期優良住宅化リフォーム推進事業」:補助金最大100万円
http://jutaku.homeskun.com/legacy/taishin/houritu/yuryo-reform.html

サポートセンターから
~ホームズ君「耐震診断Pro」プログラム評価版 お問い合わせランキング~

その他全般 - 2014 年 2 月 25 日

インテグラルのサポートセンター担当です。

ホームズ君「耐震診断Pro」は2013年9月末にVer.4.1が2012年版として木造住宅耐震診断プログラム評価(日本建築防災協会)を取得し、Ver.3.1も2004年版としてプログラム評価を更新しました。
プログラム評価版では、各バージョンにおいて、いくつか変更がございます。変更点はHP上で公開していますのでぜひご確認ください。
【耐震診断Pro Ver.4.1の変更点】 【耐震診断Pro Ver.3.1の変更点】

最近はサポートセンターへの問い合わせ内容もプログラム評価版に関するご質問が増え、多くのユーザー様にご利用いただいていることを実感しています。そこで、今回はプログラム評価版リリース後に多かった各バージョン共通のお問い合わせをランキングしてみました。

【お問い合わせ内容ランキング-V4.1、V3.1共通-】
1位 CAD入力がすべて終わったのに、評点が表示されない。
2位 土塗壁と筋かいが同位置で入力できない。
3位 基礎部分入力を行なっても計算に反映されない。

上記3点が、プログラム評価版をお使いのユーザー様からいただくご質問の大きな割合を占めています。ご質問の内容についてご紹介いたします。

まず、1位の「CAD入力がすべて終わったのに、評点が表示されない」について
各診断画面で、算定条件設定と劣化度の設定で未設定の箇所(算定条件設定では赤字で表示されている箇所、劣化度の設定では図面上に「未設定」と表示されている箇所)がないかをご確認ください。リアルタイム診断を含めた評点は、計算に必要な条件すべての設定が完了した時点で表示されます。評点表示後、壁の入力を変更した場合には、劣化度が未設定に戻りますので、あらためて劣化度を設定いただく必要がありますのでご注意ください。

サポートブログ

次に2位の「土塗壁と筋かいが同位置で入力できない」について
土塗壁と筋かいの組み合わせは柱や壁の厚みを考慮し、耐力評価できる有効な組合せとして「土塗壁(片面)」と「筋かい(15×90)」または「筋かい(30×90)」のみとするというのが、プログラム評価部会の結論となりました。
そのため、プログラム評価版においては、土塗壁と筋かいが同位置に入力されている場合で、上記の条件に該当しないものについては、メッセージが表示され診断に進めない設定となっています。 施工の状況をご確認いただき、土塗壁と筋かいのどちらを耐力として評価できるか確認した上で、入力を調整いただく必要がありますのでご注意ください。

サポートブログ3

そして3位の「基礎部分入力を行なっても計算に反映されない」について
「2012年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法(例題・資料編)」P.124に示されたルールに基づき基礎補強を行なっていない場合は、基礎部分入力で補強基礎を入力いただいても計算には反映されません。たとえば、半島型基礎や基礎部分補強の長さ(0.9m、1.8m)が確保できない壁直下の基礎補強は、補強ルールの条件に該当しないため、計算には考慮されません。

Pro_kisoho

上記に思いあたるような内容があった場合、ご参考になれば幸いです。
今後も、サポートセンターでは、ホームズ君をご利用いただく上でご参考となる情報を発信していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

エネマネハウス2014が開催されました

その他全般 - 2014 年 2 月 3 日

エネマネハウス2014とは、経済産業省 資源エネルギー庁の事業の一環として、大学と企業が連携し“2030年の家”をテーマに先進的な技術や新たな住まい方を提案するコンテストが東京 東雲で行われています。このコンテストはモデルハウス5棟を建築し、アメリカやヨーロッパで行われているソーラー・デカスロン(十種競技)を手本に、エネルギー収支だけでなく快適性なども含めて評価、順位が決まります。
今年が初めての開催となり、東京ビッグサイト東雲臨時駐車場が会場となり、慶應義塾大学、芝浦工業大学、千葉大学、東京大学、早稲田大学の5大学が参加されました。

http://www.low-cf.jp/enemane.html

P1280671 P1280678 

エネマネハウス2014では、各物件に対し、審査員による評価(200点)測定結果による評価(100点)の総合評価で順位が決定します。

【審査員による評価】

  • コンセプト、アイディア
  • 技術
  • 実行力
  • 省エネルギー効果
  • 教育、啓発効果
  • 将来的な普及、展開

【測定結果による評価】

  • エネルギー消費量
  • 発電量
  • 日負荷率
  • 温熱環境(温度)
  • 温熱環境(湿度)
  • 空気環境(CO2濃度)
  • 光環境(昼光率)
  • 音環境(内外音圧レベル差)

インテグラルでは、室内環境に関する(温度、湿度、CO2濃度、昼光率)について担当し、3日間連続で72時間の計測を行いました。
各大学ともに、室内環境は申し分ないほど、高性能な物件を設計・実現されていました。
外気温が0℃近くまで下がっている状態でも、全ての大学が無暖房もしくは最低限の暖房で室内温度を20℃前後にキープしていることには本当に驚きました。
計測の最中に、参加されている先生や学生たちにお話しを伺うと、クアトロ(4重)サッシや、高気密・高断熱住宅にした上でダブルスキンにしたり、その部分の床に蓄熱材をプラスするなど、それぞれの知識や技術を詰め込んだ設計となっているようでした。なかには「まだ名前の付いていない研究段階の設備なんです」との声もありました。
もちろん、各大学が本気で取り組んでいる物件の計測をする訳ですから、より正確に、より公正に計測を行うため、全力を尽くしてきました。

P1220446 P1280575

 

最優秀賞には東京大学が、来場者投票では芝浦工業大学が選ばれました。

P1220414 P1220393
東京大学の物件で特に目を引いた設備は、南面に配置した可動式の太陽光パネルです。
季節や時間に応じて角度を変更することで、最大限の発電力が期待できるそうです。

 

P1220488 P1220508
芝浦工業大学の物件は格子状に組まれた片流れ屋根が特徴的でした。
室内はスギの無垢材の床など、木質感のある優しい印象の住宅でした。

 

今回、エネマネハウス2014に関わることで、ゼロエネルギーハウスの実現性、より健康を意識した住宅の重要性など、色々と考える機会になりました。
ゼロエネルギーハウスや健康的な住宅を実現するためには、室内環境や消費電力量の見える化は必須となる技術です。すまいの断熱性能診断サービスのモニター(http://www.watsonkun.jp/v3monitor.html)を募集していますので、室内環境の見える化を体験してみませんか?