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執行役員挨拶

日本の建築技術の象徴である木造建築物ですが、この木造について2020年を迎えた今、新しい木造技術、すなわち、高度な耐火技術と高層化技術が革新を起こそうとしています。

このような情勢の中、私どもは、生活に密接であり、かつ、広く普及している木造軸組住宅を始めとする小規模木造建築物、および、そこから発展可能な低層中規模木造建築物の発展に寄与することを願いながら、主力製品『ホームズ君シリーズ』を提供しております。

商品の開発にあたりましては、特に、性能設計をされる建築設計事務所、工務店の皆様が、構造計算や非定常熱負荷計算といった難解な計算を行う際も、直感的な操作によって、建築設計を創造的に進めていただけるソフトウェアを目指しています。そのためにユーザーインターフェイスや結果表示は、建築設計上の検討項目を重要性・影響力の観点から優先順位をつけた配置・表現にしたり、3Dといった直感的な理解を助ける情報技術を活用しつつ、かつ、わかりやすさの工夫を重ねて、仕様を決定しています。また、ヘルプや解説を充実させて、ソフトウェアを使うことで、法による規定、工学的な知見を学んでいただけることを心がけております。

このような商品コンセプトのもと、さらに、最新の技術情報の提供、サポートセンターにいただくお客様のご意見・ご要望に早期検討・早期対応することで、品質向上・満足度向上に努めています。

また、お客様と私どもが連携して、全国に造られる木造建築物(住宅、非住宅)が価値ある建築物として長く存続されることを実現させたいと考えております。具体的には、ホームズ君「すまいの安心フォーラム」やホームズ君「許容応力度クラブ」の運営を行っております。今後、益々進展すると思われる木造建築物に関する実務者レベルでの情報共有の役割を果たせればと考えています。

社内においては資格取得を推進しており、社員が自らの能力開発を積極的に行える環境として資格取得支援制度を設置しております。社員が学ぶことによって、木造建築の課題を理解する「建築の知識」とお客様の課題をITで解決する「情報処理技術」という両面を強化できるものと考えています。あわせて、個人の価値観、ワークライフバランスを整える環境整備も施行しています。

最後になりますが、私は共感を大切にしたいと考えています。社内はもとより、建築専門家の皆様、学術的専門家の皆様のご協力・ご指導を賜りながら、お客様との共感を大切に、私たちが強みとする能力をさらに強化し、持続可能な企業体として更なる信頼をいただき、より一層お客様の課題解決に貢献していくことを目指しています。

2020年10月1日
専務執行役員 藤間明美
(二級建築士)
(つくば市景観審議会委員)


経歴

1986年3月 東京都立大学卒業
1986年4月 富士通株式会社入社 科学系アプリ開発部門にSEとして在職
1990年9月 富士通株式会社退社
1997年4月 株式会社インテグラル入社