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2012年9月29日


日本経済新聞に「住宅の省エネ実証実験」に関する記事が掲載されました

2012年9月29日 日本経済新聞(35面)

住宅の省エネ実証実験
インテグラル つくば市と共同で

システム開発のインテグラル(茨城県つくば市)は、つくば市と共同で、11月から住宅や学校などの省エネ実証実験を始める。 同社が開発した消費電力などを測定するシステムを家庭や学校に取り付け、電力消費量や部屋の温度をパソコンなどで把握する。 実証実験を通じて住宅などの省エネ化を進める。

実験期間は11月から来年2月まで。住宅25戸程度と小学校など市の3施設程度で実施する。 実験参加者には同社が開発した無線通信機能付きの温湿度センサーと電力センサーを貸与する。

消費電力や温度、湿度のデータは無線で受信機に送られ、インターネット上のデータベースに蓄積される。 パソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)を使って、電力使用状況や部屋の温度をチェックできる。 希望者には住宅の断熱性を評価し、住宅の省エネ化などに生かしてもらう。

つくば市は2030年までに市民1人当たりの二酸化炭素排出量の50%削減を目指しており、実験で省エネ行動を身につけてもらうことも期待している。