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2017年4月26日


日刊木材新聞に「構造EX」ウォールスタット連携オプションに関する記事が掲載されました

2017年4月26日 日刊木材新聞(10面) ウォールスタット連携オプション発売 倒壊シュミレーション簡単に インテグラル(茨城県つくば市、柳澤泰男社長)は、同社の構造計算ソフト「ホームズ君 構造EX」で、国土技術政策総合研究所の中川貴文氏が開発した木造住宅の倒壊シュミレーションソフト「ウォールスタット」との連携オプションを発売した。(利用には伏図・梁せい算定オプション及び許容応力度オプションが必要)。 ウォールスタットは、振動台による実台実験や数値解析をもとに地震時の木造住宅の挙動に関する知見を盛り込んだソフト。大地震時の木造住宅の倒壊過程や損傷箇所、損傷過程をアニメーションで見ることができる。従来はそのシュミレーションのために行う入力作業や操作性に課題があった。 構造EXでは、面材、筋違、床水平構面、柱頭柱脚接合部の5種類は各仕様ごとに骨格曲線が定義されており、ウォールスタットのパラメータ情報と連携している。そのため、改めて許容応力度計算のための入力を必要としないことから容易に倒壊シュミレーションを実施できる。 阪神大震災時のJMA神戸や熊本地震の益城町役場の地震波など各地震波の加速度応答スペクトルを表示。建物の荷重計算も選択できる。