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2020年12月22日


日刊木材新聞に「省エネ診断エキスパート」に関する記事が掲載されました

2020年12月22日 日刊木材新聞(8面) 省エネ基準説明義務化に対応 「絵でみるパッシブ診断書」を追加  インテグラル(茨城県つくば市、柳澤泰男社長)は、2021年4月からの省エネ基準適合の説明義務化に向けて施主に分かりやすく説明できるよう住宅性能診断士ホームズ君「省エネ診断エキスパート」をVer4.18にアップし、近く「絵でみるパッシブ診断書」(オプション)のサービスなどを開始する。  同社では省エネ基準適合への対応として、すでにVer4.17で省エネ基準不適合の場合、適合のために改善すべき箇所と措置を分かりやすく説明できるアシスト機能を追加している。  Ver4.18では絵でみるパッシブ診断書をA3判1枚にまとめて、外皮性能を年間の気象条件などに基づいて、気温、日射量、冷・暖房を行わない状態での自然室温などで示し、UA値など一般の施主がより実感をもって理解できるように工夫した。光熱費も実際の家族構成、生活時間帯などを隣棟や樹木の影響も考慮して算出できるようにし、隣地が空地でも将来そこに住宅が建つことを想定したシミュレーションもできる。  「日当たりシミュレーションにより、例えば2階に生活エリアを設けるなどエビデンスをもとにした提案ができる」(同社)。  太陽光発電による自家消費分などは国の一次消費エネルギー計算によるが、実情と合わないケースがあり、生活実態に合わせた詳細なシミュレーションができるようにした。  また構造計算ソフトの「構造EX」は、基礎の詳細な構造設計が可能で、すべて出力できる。これを基礎梁の検定書として1枚にまとめて審査機関に提出できる機能も追加する。