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2022年10月28日


日刊木材新聞に「ホームズ君構造EX」に関する記事が掲載されました

レヴィットから構造EXへデータ連携

中大規模木造の計算を高速化

2022年10月28日(金)日刊木材新聞(8面)

インテグラル(茨城県つくば市、藤間明美社長)は、構造計算ソフト「住宅性能診断士ホームズ君 構造EX」をバージョンアップ(Ver4.0)し、オートデスクのBIMソフト「レヴィット」とのデータ連携機能を追加した。レヴィットで作成した3Dデータから構造EXへのデータ連携が可能で、通り芯、高さ情報、屋根、壁、柱、間取り、開口部、バルコニー、梁・桁、母屋、垂木、土台などのデータを連携できる。今後は双方向でのデータ連携や他のBIMソフトとの連携もできるようにしていく方針だ。

今回のバージョンアップでは中大規模木造の計算最適化へ、処理速度の向上を図り、従来延べ床面積1200平方メートルの福祉施設を許容応力度計算する場合、約39秒かかったものが約19秒に短縮できる。処理可能面積の拡張や3Dの高速化などを行った。

BIMソフトとの連携は、要望が多かったレヴィットとのデータ連携から開始。レヴィットで作成した3Dモデルを構造EXのデータに連携し、今後双方向でのデータ連携やアーキCAD、ベクターワークスなどへも連携を拡大する。

そのほか、日本住宅・木材技術センターの電算プログラム認定の対象バージョンをVer4.0に更新。
また、基礎の人通口の配筋、寸法自動設定機能を追加した。