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2022年9月30日


株式会社インテグラルの新経営体制について

2022年10月1日付で藤間明美が代表取締役社長に就任、柳澤泰男は会長に


株式会社インテグラル(以下、インテグラル)は、現 専務執行役員の藤間明美が、2022年10月1日付で代表取締役社長に就任することを決定しました。現 代表取締役社長である柳澤泰男は同日付で会長に就任します。

上記人事は、柳澤より、本日開催された現 取締役会で提案され、決議されたものです。
2022年10月1日から始まる新たな中期経営計画は、藤間のもと新たな経営体制で推進してまいります。

柳澤 泰男のコメント

「1986年10月の創業以来、代表取締役社長として『ソフトウェアはそのソフトウェアの開発に携わった者の哲学を忠実に反映する』と考え「人」を最も大切にし、ソフトウェア企業の信用力、技術力、サポート体制を充実させ、木造住宅の耐震化と省エネ化、そして、インテグラルの成長・強化に邁進してまいりました。36年間の時間を経て、創業時の目標として掲げた経営数値を上回る業績を達成できたこと、そして今日まで多くのお客様にご支持いただいてこられましたことを大変嬉しく感じています。
来る2025年に始まる建築基準法の木造建築物関連の審査厳格化や、建築物省エネ法の住宅への適合義務、そして、脱炭素社会に向け木造建築が新たなステージに移行するこのタイミングで、新しい経営体制にバトンタッチすることが、今後のインテグラルにとって、また私自身の人生においても、適切であると考え、代表取締役社長からの退任を決断しました。今後は、株式会社インテグラルテクノロジーの代表取締役社長として、より広い視野で『安心な住まいづくり』の提案に取り組む所存です。
後任の藤間明美は、1997年4月にインテグラルに入社して以来、社員として私の指導のもとソフトウェア開発と建築技術を学び、近年は執行役員として、インテグラルの成長、そして、ホームズ君シリーズの強化を私と一緒に先導してくれました。藤間は目標達成に向けた強い意志と実行力、そしてバランスを重視する視座を持った後継者です。脱炭素社会に対する熱意、そして、年代性別を超えたリーダーシップは、これからのインテグラルを牽引するのに最もふさわしい人物と考えています。私は、藤間を中心とする経営体制が着実に軌道にのり、成功するよう、今後は会長という立場でサポートしてまいります。」

藤間 明美のコメント

「代表取締役社長を拝命するにあたり、柳澤及び取締役会からの信頼に感謝すると同時に、大きな責任を感じています。柳澤が主導して築き上げた経営基盤を引継ぎ、インテグラルが更なる知識集約型企業としての競争力を高め、長期的な収益成長を実現する企業となるよう、インテグラルの経営陣と社員と共に、更なる強化に取り組んでまいります。インテグラルの『これから』を、社員と一緒に考え抜き、様々なステークホルダーの皆様のご期待に添うことができるよう、そして『新しいインテグラル』をお見せできるよう全力で取り組んでまいります。」

藤間 明美(ふじま あけみ)略歴

  • 1986年 東京都立大学卒。
  • 1986年、富士通株式会社に入社、ファコム・ハイタック株式会社へ出向。筑波研究学園都市の研究機関を担当する科学技術系システムエンジニアとして、リレーショナルデータベースを活用したケミカルヒートポンプ経路探索システムの構築や、AIを活用したトラブル対応エキスパートシステム等の構築に従事し、1990年に同社退社。
  • 1997年4月に株式会社インテグラルに入社。住宅メーカー向けの原価管理システムや自社パッケージ製品ホームズ君シリーズの開発、WEBデータベースシステムを活用した住宅履歴管理システムの開発などにシステムエンジニア兼プログラマーとして従事。2011年に執行役員就任、2020年に専務執行役員と歴任し、ホームズ君シリーズの企画、広報などを担当。2019年に二級建築士取得。