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2023年3月31日


書籍『設計実務に使える木造住宅の許容応力度計算』発行と出版記念セミナー・はじめての許容応力度計算セミナー開催のお知らせ

株式会社インテグラル(茨城県つくば市学園南2-7 代表取締役社長 藤間明美、https://www.integral.co.jp(以下、インテグラル))創業者会長である柳澤泰男は、この度、東京都市大学名誉教授・大橋好光先生との共著『設計実務に使える木造住宅の許容応力度計算』を日経BP社から発行いたしました。


2025年4月(予定)、建築基準法の4号特例が縮小されます。2階建て木造住宅においても、建築確認の際、構造審査が実施されます。同時に、高断熱化されたZEH等が重量化しているとして、仕様規定の壁量の見直しが実施され、仕様規定による構造安全性への適合のハードルが高くなります。これらと関連して、長期優良住宅の耐震等級基準の壁量係数も見直しが予定されています。一方で、許容応力度計算(構造計算)を行う場合、改正後は仕様規定の必要壁量の確認を要しないと変更されます。

以上により、今後、すべての住宅設計は構造計算によることが望まれるところです。確認申請時の質疑に対しても設計者自ら対応できる必要があります。このため、許容応力度計算をマスターし、構造計算書をチェックできるようになることが必須となってきます。

許容応力度計算は、荷重を詳細に検討することで、安全かつ経済的に自由度の高い設計を行うことができます。住宅設計者が許容応力度計算をマスターすることは他社との差別化にもつながります。

本書籍は、構造設計のバイブル「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年版)」(通称グレー本)に準じて、計算プロセスや専門用語を分かりやすく解説しました。また、ホームズ君の実際の構造計算書を基に、設計者が知っておきたいチェックポイントも示しました。これから許容応力度計算をはじめたい住宅設計者をサポートする入門書になれば幸いです。


本書籍の発行を記念して、大橋好光先生を特別講師にお迎えした出版記念セミナーを開催いたします。また、柳澤泰男が講師を務める「はじめての許容応力度計算セミナー」を開催することとなりましたのでお知らせいたします。


設計実務に使える木造住宅の許容応力度計算

『設計実務に使える木造住宅の許容応力度計算』

著者: 大橋好光、柳澤泰男
発行: 株式会社日経BP
定価 :本体4,000円+税
2023年3月20日初版 第1刷発行
購入:Amazon(https://amzn.asia/d/eLovhY1) 他


特別講師:大橋好光先生 出版記念セミナー「設計者のための構造計算入門」開催概要

開催日時:2023年4月26日(水)13:30~16:30
会場  :KFC Hall&Rooms(東京両国)
定員  :160名
受講費 :ホームズ君すまいの安心フォーラム会員2,000円(税込)
     上記以外の方4,000円(税込)


「はじめての許容応力度計算セミナー」

5月29日東京両国・5月30日名古屋・5月31日大阪
詳細はホームズ君.comセミナーページをご確認ください。


本件に関する問合せ:営業企画部 木村・松崎

TEL: 029-850-3331
E-MAIL: info@integral.co.jp


※インテグラルが開発・販売する木造住宅・建築物の新築の性能設計や既存住宅の性能診断ができるソフトウェア